賃貸物件にこれから入居するなら、ゴミ出しの注意点を知っておきましょう。
多くの人が暮らす場所だからこそ、ゴミ出しのトラブルは避けたいもの。
今回はゴミ置き場のタイプやゴミ出しのマナーまで解説します。
賃貸物件などのゴミ置き場のタイプ別の特徴とメリット・デメリット
路上型
賃貸物件のそばの道路にゴミ置き場が設置されているタイプです。
囲いや屋根などがないため、カラスや猫などにゴミを荒らされやすく、強風の日などは風でゴミが飛ばされる可能性もあります。
さらに、ゴミの回収時間に遅れると路上にゴミが置き去りになってしまうかもしれません。
開放型
ゴミ捨て場としてブロック塀で囲われているタイプです。
屋根はないですが、塀があるため強風で飛ばされるケースは少なくなります。
しかし、カラスや猫に荒らされる可能性はゼロではありません。
密閉型
大型のゴミ箱のようなシルエットをした密閉できるタイプです。
ごみを完全に内部に入れられるため、風やカラスなど動物の影響を受けることがなく安心です。
においを防げるメリットもありますが、密閉型は内部の清掃が欠かせません。
賃貸物件などでゴミ出しをする際に気を付けたいマナーとは?
ゴミの分別マナーを守る
ゴミには地方自治体によって燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ごみなどいくつかの種類に分かれています。
ゴミの分別を無視してゴミ出しをおこなうと、回収されずに残されてしまうかもしれません。
ゴミ出しをおこなう前に、事前にゴミ収集のルールを確認しておくことが大切です。
万が一、自分が出したゴミの種類が違うと残されていた場合には、すぐに回収して再度分別して出しましょう。
ゴミ出しの日時に従う
ゴミ出しの日時は、自治体によって決められています。
曜日ごとに捨てられるごみの種類が決められているため、何曜日に捨てていいか確認しましょう。
ゴミ出しの日時を無視してゴミを出してしまうと、においの発生やカラスに荒らされやすくなるなどトラブルにつながるかもしれません。
生ゴミはしっかり水を切る
水分を含んだ生ゴミは腐敗が進行しやすく、嫌なにおいの原因にもなります。
そのため、生ゴミを捨てるときにはしっかり水を切ることがマナー。
新聞紙で包んで水分を吸い取ったり、天日干しして乾かしたりなど対処することで、においや虫の発生も防げます。
個人情報がわかるものに注意する
実はゴミには個人情報が詰まっています。
住所や名前、どんな人が住んでいるのかなどの個人情報が抜き取られる可能性があります。
個人情報がわかる部分は塗りつぶしたり、シュレッダーにかけたりなど対策をしておくと安心です。