賃貸物件では、梅雨や花粉の多い時期に外に洗濯物を干すことができず困ってしまいますよね。
また生活リズムによっては、外に洗濯物を干すことができないという人も多いのではないでしょうか。
洗濯物の部屋干しは、ただ干すだけになってしまうと、においや湿気に悩まされがちです。
そこで今回は、賃貸物件で洗濯物を部屋干しする際のコツをお話ししていきます。
賃貸物件で洗濯物を部屋干しするときのNGなことや注意点
カーテンレールで洗濯物を部屋干しするのはNG
カーテンレールが曲がってしまったり、破損してしまう可能性があるので、部屋干しに使用することはやめましょう。
窓際には湿気が溜まりやすく、そこに濡れた洗濯物を干してしまうと結露やカビに繋がるので注意が必要です。
壁際・角の部屋干しはNG
部屋干しは、スペースが必要となるので壁や窓のそばに干しがちですが、風の通りが悪い場所は乾きにくく、細菌などの発生でにおいの原因になってしまう可能性があります。
賃貸物件で洗濯物を部屋干しするときのコツや対策
干し方を工夫しよう
洗濯物を部屋干しするときはただ干すだけでなく、干し方を工夫するのがポイントです。
●アーチ干し
両端に長い衣類を干し、内側に向かうにつれて短い衣類を干すようにします。
洗濯物の裾の部分が、アーチ型になるように意識しましょう!
●囲み干し
タオルを干すときにおススメの干し方です。
バスタオルの長い辺の方をピンチで挟み、ぐるっと囲むように干します。
●ジャバラ干し
ピンチハンガーを使用し、真上から見るとジグザグになるように干す方法です。
空気の流れをつくる
部屋干しで洗濯物を乾燥させるためには、空気の循環が鍵となります。
カビや匂いの対策にはサーキュレーターなどを使用し、空気を循環させるのがおススメです。
洗濯物の間隔を離す
洗濯物の間隔をあけて干すほうが、洗濯物が空気に触れやすくなり、乾きやすくなります。
洗濯槽の掃除でカビ・におい対策
毎日使用する洗濯機の洗濯槽は、細かいゴミが溜まりやすいため、そのままにしておくと菌が繁殖してしまう可能性があるので対策が必要です。
空の洗濯機に40~50℃のお湯を洗濯機いっぱいに注ぎ、汚れをふやかした後に粉の酵素系漂白剤を入れて15分ほど空洗いします。
最近は、洗濯槽を洗うものがドラッグストアなどに売っているので、手軽に洗濯槽の掃除ができますよ。