日本は高温多湿な国なので、ちょっと油断すると室内のあちらこちらにカビが発生してしまうことも珍しくありません。
きれいにしておきたい賃貸物件でもカビ対策はしておいて損はありません。
今回は、賃貸物件のフローリングにカビが生える原因と対策についてお話していきましょう。
賃貸物件のフローリングにカビが生えてしまう原因について
まずは賃貸物件のフローリングにカビが生えてしまう原因についてご紹介していきます。
部屋が結露しやすい
カビが生えるのは夏場だけではありません。
賃貸物件の1階の角部屋や北側にある部屋などは、外気に触れる窓や壁面が多く、室内を暖かくしたときに温度差によって結露しやすくなってしまいます。
結露すると室内に湿気がたまりやすくなるため、カビの原因となります。
フローリングにカーペットなどを敷いている
フローリングにカーペットやマットを敷いていると、その下のフローリングとの間の通気性が悪くなってしまいます。
その部分に汗やホコリ、体温や室温が加わることでカビが発生しやすくなってしまうことも。
同じような理由として、布団を敷きっぱなしにすることもカビの原因となります。
観葉植物を置いている
観葉植物を育てている場合、植物に水やりをするためその部分が多湿になり、植木鉢を置いている場所にカビが発生することがあります。
賃貸物件のフローリングにカビを発生させないための対策
では、賃貸物件のフローリングにカビを発生させないようにするためには、どのようにしておけばいいのでしょうか。
結露防止シートを貼る
窓が結露したらこまめに拭くのがいちばんの対策ですが、忙しい場合には窓に結露防止シートを貼っておきましょう。
窓の下部分に貼っておくことで、結露で発生した水分を吸い取ってくれるので、フローリングを濡らすことを防げます。
カーペットを定期的に外して干す
フローリングにカーペットを敷いている場合、天気のいい日には定期的に干すようにしましょう。
布団も敷きっぱなしにせず頻繁に干すのがおすすめです。
すのこを利用する
布団を敷きっぱなしにしておかなければならない場合や観葉植物を置いている場合には、下にすのこを敷くことで通気性がよくなり、カビの発生を抑えられます。