賃貸物件に住んでいて、「突然停電してしまい困った」という経験をする人は少なくありません。
停電時はつい不安になってしまいますが、原因や対処法を事前に知っておくだけで適切な行動ができるはずです。
今回は賃貸物件で突然の停電が起こるおもな原因とは何か、さらにその対処法についても解説しますのでぜひ参考にしてください。
賃貸物件で突然の停電が起こるおもな原因とはどんなもの?
賃貸物件で突然の停電が起こった、そのもっともありがちな原因とは「電気の使い過ぎが原因でブレーカーが落ちた」というものです。
しかしもちろん、ブレーカーが落ちる以外にも停電が起こる原因はあります。
ブレーカー以外のおもな停電原因としては以下のようなものがあげられますので頭に入れておきましょう。
●漏電やショート
●災害による停電
●電気料金の滞納
賃貸物件で突然の停電が起こった場合の対処法とはどんなもの?
では次に、賃貸物件で突然の停電が起こった場合の対処法とはどんなものかを見ていきましょう。
まず、ブレーカーが落ちた、という原因での停電の対処法としては「停電するまで使用していた電気器具や家電の電源をオフにしたうえで、アンペアブレーカーのスイッチを入れる」というのがあげられます。
ただ、ひんぱんにブレーカーが落ちて停電するような場合は、「そもそも契約アンペア数が足りない」という状況になっている可能性が高いので、アンペア数の契約変更などの対処法も視野に入れたほうがよいでしょう。
ただし、アンペア数の変更手続きは入居者が勝手にやってはいけません。
必ず大家さんや管理会社に相談し、アンペア数変更の許可を得ましょう。
次に、漏電やショートによる停電についてですが、これは個人での対処は難しいです。
漏電ブレーカーが落ちているときなどは、大家さんに連絡を入れたうえで電気工事業者に点検してもらうなどの対処法をとりましょう。
そして災害での停電の場合、停電しているのはあなたの部屋だけでなく、同じ賃貸物件の他の部屋も停電しているはず。
この場合は電力会社が復旧させてくれるまで、こちらからは手の打ちようがありませんので、復旧を待ちましょう。
最後に、電気料金滞納による停電についてですが、このケースはとにかく滞納している電気代を早急に支払うことが必要です。
そして支払いが完了したら電力会社に連絡をして、電気供給の再開をしてもらいましょう。