インターネットの普及により、自宅にいながらショッピングを楽しめるようになりました。
コロナ禍もあって外出を抑え、インターネットで買い物をすることが増えたという人も多いでしょう。
ネックとなる荷物の受け取りも、宅配ボックスがあれば楽ちんです。
しかし宅配ボックスのない賃貸住宅もたくさん存在します。
そこで賃貸住宅に宅配ボックスを取り付けることは可能なのか、取り付けのポイントについてご紹介します。
賃貸住宅に宅配ボックスは取り付け可能?
あれば大変便利な宅配ボックスですが、備わっていない賃貸住宅の場合はどうすれば良いのでしょうか?
宅配ボックスにはいくつか種類がありますが、簡易的なものであれば自分でも取り付けは可能です。
しかし取り付けには問題も。
自分で取り付けるとなると、玄関前の部分に設置することになります。
アパートやマンションなどの集合住宅では、玄関前の廊下部分は共用部分とされており、許可なく使用できません。
そのため敷地内すべて自由に使用可能な一戸建てタイプの賃貸住宅を除き、宅配ボックスを設置するためには許可が必要です。
またオートロック付きの賃貸住宅では、配達員が玄関前までこられないため、宅配ボックスの設置はできないので注意しましょう。
賃貸住宅に宅配ボックスを取り付けるときのポイントは?
賃貸住宅では大家さんや管理会社の許可が得られて初めて宅配ボックスの設置が可能ですが、選ぶ際には撤去のしやすさをポイントにしましょう。
賃貸住宅には原状回復義務があり、契約終了時には借りたときと同じような状況にしなければなりません。
そのため金具を使って設置する工事が必要な宅配ボックスの取り付けは、避けておいたほうが無難です。
賃貸住宅で取り付けるなら、コンパクトに折りたたみ可能な簡易設置タイプがおすすめ。
安いものであれば、3,000円程度というリーズナブルさもポイントです。
盗難防止のために、玄関ドアや窓のサッシと宅配ボックスをワイヤーで固定できるようになっている商品もあるので、参考にしてみてください。
またせっかく宅配ボックス設置しても、荷物が入らなければ意味がありません。
折りたたみ可能なものであれば邪魔にもなりにくいので、なるべく大きな宅配ボックスを選ぶようにしましょう。