アパートを契約したら、入居後の生活のために室内に家具を搬入します。
家具の搬入の際に起こりがちなのが、ソファやベッドなどの大型家具が部屋に入らない、希望の場所に置けないなどのトラブルです。
家具搬入で失敗しないためには、何に注意すればいいのでしょうか?
アパートへの家具搬入で気をつける場所とは?
アパートへの家具搬入の際には、大切な家具を傷つけないように気をつけなければいけません。
特に以下のような場所は、注意を払いながら搬入します。
●階段
●エレベーター
●玄関
●廊下
アパートの中でも、階段は特に気をつけるべき場所です。
狭いので家具を移動させにくく、踊り場で詰まってしまい搬入できないといった事態も起こりかねません。
また、階段は家具をぶつけやすいので、家具自体や階段をも傷つけるおそれがあります。
「エレベーター」「玄関」「廊下」は幅が狭いので、家具の大きさによっては通り抜けられないといったトラブルも。
搬入前には、家具のサイズとエレベーターや玄関の幅と奥行きを測っておきましょう。
考慮すべきは家具のサイズだけでなく、家具を持ちながら人が移動するだけの広さを確保できなければ搬入は難しいので注意してください。
アパートへ家具を搬入するためにサイズを測るときのポイント
家具のサイズを測るときには、一番長い辺と一番短い辺を計測します。
梱包された状態で搬入するならば梱包サイズを、梱包されていない家具ならば家具自体のサイズを測ります。
次にアパートの搬入経路を確認します。
確認するときには、ドアノブや郵便受けの位置を見ていき、搬入で邪魔になるものはないか、障害になるものはないか確かめます。
家具は立てて搬入するか、横にして搬入するかによっても、移動経路で必要な幅や高さが変わります。
家具をどのように持って搬入するか、具体的なイメージを持っておくといいでしょう。
階段なら、階段の幅と踊り場の奥行きを測ります。
手すりのついている階段であれば、その分も考慮して幅を測りましょう。
エレベーターでの計測は、ドアの幅、高さ、そして奥行きです。
玄関は、ドアの幅と高さ、廊下の幅と奥行きを測ります。
どうしても家具が入らないときは、ドアノブや階段の手すりを一度取り外す、家具を一度解体するといった方法も考えましょう。
持ち運べないような家具であれば、大がかりですがクレーンを使って窓から搬入する手段もあります。
その場合は、搬入に必要な大きさの窓があるかどうか確かめてくださいね。