新たに一人暮らしを始めるとき、部屋の広さと家賃との兼ね合いで物件選びに悩むのではないでしょうか。
そこで20代から30代の一人暮らしにおすすめの、部屋の広さや選び方のポイントを確認していきましょう。
20代の一人暮らしにおすすめの部屋の広さ
20代の一人暮らしでは、平均的な部屋の広さは27.4平方メートルです。
たとえば1Kなら、キッチンと7帖から8帖の居室があるイメージです。
さらに幅が1m前後のクローゼットがあり、バス・トイレは別々の間取りが多く見られます。
そのため荷物が多くてクローゼットが必要な人や、バス・トイレは別になっているほうがよいなら、1K以上の広さで探すのがおすすめです。
このくらいの広さなら、ベッド・テーブル・テレビ・パソコン程度であれば設置するスペースを確保できます。
ソファが必要な場合はソファベッドにすれば、空間を有効活用できるためおすすめです。
荷物が少ないなら1Rの広さがおすすめ
25平方メートル未満の間取りは、居室の中にミニキッチンを備えた1Rが主流です。
クローゼットがない部屋も多いため、コンパクトな印象を受ける間取りです。
そのため不足しがちな収納を補うため、チェストベッドやロフトベッドなどを活用しましょう。
そして3点ユニットバスの間取り(バス・トイレ・洗面台が一体となっている)が中心なので、家賃相場も低い傾向にあります。
学生や新社会人など、なるべく支出をおさえたい20代の方に向いています。
30代の一人暮らしにおすすめの部屋の広さ
20代と比較して予算に余裕の出てくる30代の一人暮らしでは、1DKや1LDKなどの広さが十分にある部屋が人気です。
ダイニングキッチンがあるため、食事のスペースと寝室を完全に分けられます。
そして1LDKは築年数の浅い物件が多いため、家賃が多少高くても新しい部屋に住みたい方におすすめです。
テレワークするなら広い部屋がおすすめ
近年、テレワークを導入する企業が増えています。
そこで居住空間と仕事部屋を分けたいなら2DKも検討して見てください。
あるいは1LDKでリビングの一角に、作業スペースを設けるのもおすすめです。
そして2DKや1LDKなら、将来的に二人で住むことになっても引っ越す必要がない広さです。