光熱費のなかでも電気代は家計に響く大きな出費ですよね。
クーラーを1日中つけている夏に比べて、冬の電気代はなぜ高いのだろうと思いませんか?
そこで今回は、冬の電気代が高い理由と節約法についてご紹介します!
冬の電気代が高い理由が知りたい!まずは平均金額を解説!
まず一般的な家庭での冬の電気代がどれくらいなのか、平均をお伝えしますね。
ファミリーの場合
年間の平均は約11000円。
冬の1月から3月の平均は、約14000円から15000円で、年間と比べるとこの期間は3000円ほど高い電気代を支払っていることになります。
「夏はクーラーを使うから電気代がかかる」と思っている人が多いですが、7月から9月の電気代は、実は年間の平均よりも安く、約10000円ですよ。
夏と比べると冬の電気代は5000円ほど高いわけですから驚きですよね。
一人暮らしの場合
年間の平均は約4500円。
冬の1月から3月の平均は、約5500円で、年間と比べるとこの期間は1000円ほど高い電気代を支払っていることになります。
7月から9月の夏場は3500円ほどですから、一人暮らしの場合、冬は夏よりも2000円ほど電気代が高いようですね。
冬の電気代が高い理由を知って改善すれば節約も可能!
ではどうすれば電気代を節約できるのでしょうか。
まずは冬に高くなる理由を知って、改善策を考えましょう。
冬の電気代が高くなる理由
●エアコンの消費電力の違い
●照明をつける時間が早い
●乾燥機を使う
●そもそも使用量が増える
夏場のクーラーは気温35度を26度まで冷やせばよいのですが、冬場は気温0度の時期に室内を20度まで温めるので、同じエアコンを使っても冬の消費電力は夏よりも多くなります。
また暗くなるのが早く照明を夏よりも早い時間につけますし、冬は衣類がかさばるので乾燥機を使います。
さらにヒーターやホットカーペットなどの暖房器具を日常的に使うことも、冬の電気代が高くなる理由です。
節約する方法は?
●エアコンの設定温度を1度さげる
●エアコンは自動運転モードにする
●窓に断熱シートを貼る
●LED電球に交換する
●暖かい服装で過ごす
●冷蔵庫の設定温度をあげる
室内の暖かい空気が逃げないように、断熱シートとカーテンで対策し、消費電力量が少ない電球に交換しましょう。
室内では暖かいカーディガンや靴下などで体を保温し、エアコンの温度を低めに設定してください。
設定温度を1度さげるだけで、年間1200円ほどの節約になります。
また冷蔵庫の設定温度も1段階あげることで、年間1400円ほど節約できますよ!