賃貸物件を探している際に、最初に目につく部分はどんなところでしょうか。
まずは間取りや家賃、新しい設備かなどや立地条件など、考えなくてはいけません。
しかし、築年数も気になるところでしょう。
そこで今回は、築年数と希望条件に関する目安についてご紹介します。
賃貸物件において重視したい希望条件と築年数の目安
ベストな築年数というのは、賃貸物件を探されている方の希望条件によります。
たとえば、なによりも設備の便利さを求めている方は築10年以内の賃貸物件がおすすめです。
築10年までの物件にはオートロックやモニター付きインターホンなど、新築と大差ない設備が整っている場合が多いためです。
築年数が浅いということもあり、家賃は少し高めとなりますが、新築同様の設備で新築より安い家賃で住めるというのはメリットと言えるでしょう。
反対に、家賃の安さを最優先に考えているのであれば、築20から30年の物件をおすすめします。
家賃は築年数がかさむほど安くなる傾向にあるため、新築物件よりも15,000円から20,000円ほど安くなるようです。
また、築20年から30年の物件は、新築物件に比べて3から6倍の物件数があるため、いろいろな物件を見てみたい方にもおすすめの築年数と言えます。
ただし設備面は、たとえば水回りですと、ユニットバスの部屋が多くなるなど少し古めの生活様式になってしまいます。
耐震性をきにされる方は、築20年以内の賃貸物件を選びましょう。
最新の耐震基準は2000年6月に定められたため、築20年以内の物件はその基準を満たしていることになります。
この耐震基準で建てられた物件は震度5程度の地震にも耐えられる造りになっているため、地震が何よりも怖いと考えている方におすすめです。
このように、築年数によってかなり特徴が分かれますので、まずは何を求めて物件を探しているかを明確に決めてから選ぶと良いでしょう。
築年数が古い賃貸物件のメリット・デメリットと目安
築年数が古い賃貸物件は家賃が安く、探しやすいという点が最大のメリットです。
それに加え、あまりにも築年数がかさみ過ぎた物件は、リノベーションされている場合がある、というメリットもあります。
気になる水回りも最新設備に替えられて、間取りも現在のライフスタイルに合わせて変えてある、という物件も多く見受けられます。
決して新築の物件ではありませんが、勝るとも劣らない物件の場合がありますので、注意して見てみると良いでしょう。
逆にデメリットとして挙げられるのは、建物の強度不足や耐震性、設備の劣化などです。
築年数が古く、家賃が安い物件には、今では当たり前と言える温水洗浄便座や浴室乾燥機といった設備がありません。
耐震性においても、まだ確認されていない物件という場合があるため、無視はできない点です。
しかしこれらのデメリットは、リフォームやリノベーションで改善されている場合もあります。
内見や契約の際にしっかり確認し、少しでも不安を取り除きましょう。
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まとめ
築年数を判断する目安は、ご自身の希望条件によって大きく変わってきます。
同時に、たとえ築年数が古くても、メリットデメリットをよく把握しておけば、見方も変わるでしょう。
できるだけ新しくていい設備の物件が良い、またはとにかく安く住めればそれで良い、という方でも、一度希望条件を整理して、物件を探してみることをおすすめします。
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