これから新たな生活を送るために住むなら新築の物件がいい、という方も多いでしょう。
建てたばかりの家やマンションでの新生活は、フレッシュな気持ちで送れるはずです。
そういった想像通りのメリットも多いですが、新築の物件にはデメリットもあります。
この記事では新築物件のメリットとデメリットをご紹介しますので、物件を選んでいる最中の方は参考にしてください。
新築の賃貸物件におけるメリットとデメリット
メリットとしてまず挙げられるのは、なんと言っても自分が最初の入居者であるということです。
すべての部屋、設備を使う最初の人間になれる特権があり、非常に良い気分で入居できます。
このうち、設備に関しては新築ということもあり、最新のものになっているのもメリットのひとつと言えるでしょう。
関連して、セキュリティ面が強化されていることも多いです。
貸す側としては、少しでも多くの入居者を集めたいため、設備面、セキュリティ面は妥協しません。
新築の物件に入居する場合は、最新の住居に住んでいることを実感できるはずです。
対して、デメリットに関しては家賃が高い、というくらいしか想像がつかないと思います。
ご想像の通り、物件は築年数が重なるほど家賃が安くなるため、新築の場合ですともっとも家賃が高くなります。
新築の物件を探している方であれば、この辺りは覚悟の上として特にデメリットと感じないかも知れません。
探している段階でも感じられるデメリットとして挙げられるものもあります。
それは、内見をできないことがある、という点です。
なかには建物が完成する前から入居者を募集している場合があります。
この場合、間取りの確認などは図面や完成予想図を見ておこなうため、実際にどうなのかは判断できません。
建物が完成するまでの間は仮契約という形にして、実際に内見してから本契約に移るという形式をとる場合もありますが、先に本契約を決めた入居者に押し出されることもあります。
入居したあとのデメリットとして無視できないものとして、シックハウス症候群に気をつけなければならないという点があります。
新築されてからすぐの場合は、1ヶ月ほどの間は換気をしっかりを行いましょう。
新築の賃貸物件でなくても築浅の物件で同様のメリットは得られる
新築の賃貸物件は人気が高く、立地も考えると条件に合った物件を探すのは難しいかも知れません。
そんなときは、築浅の物件やリノベーション物件を探すこともおすすめできます。
築何年までを築浅とする、という定義はありませんが、なかには新築と大差ない物件も数多くあります。
前入居者がいた期間が極めて短かった場合などは、非常に綺麗な状態の物件を、新築に比べて安い家賃で借りられます。
リノベーション物件とは、古くなった建物に大規模改修を施し、現在のライフスタイルに合わせた物件です。
新築でも築浅でもないのに、それらと同様のフレッシュさを感じられる物件として、近年では人気となっています。
新築の物件がどうしても見つからない場合は、築浅の物件やリノベーション物件を探してみましょう。
要チェック|新築・築浅特集