新しい家に引っ越したはいいもののコンセントが少なくて不便、といったお悩みが少なくありません。
「数が少ない」あるいは「ほしい位置にない」など、不便さを感じているなら増設を検討されるとよいでしょう。
ここでは賃貸物件をお探しの方に向け、コンセントを増設する費用やDIYの方法、電源タップを使用する際のメリットや注意点などをご紹介します。
賃貸物件で快適に暮らそう!コンセントの増設工事の費用やDIYの方法
コンセントの増設といってもさまざまな方法があり、それぞれで費用が変わります。
たとえば2口から3口に換えるなど差込口を増やすのみなら、大掛かりな工事が必要なく、施工費用も5,000円~7,000円と比較的安価です。
新しいものを一から作る場合、壁に穴を開ける工事などを要するので、10,000円以上かかるケースが多いです。
増設の方向性により求められる費用も変わるため、希望の内容にあわせて資金をご用意ください。
DIYで対処するには電気工事士の資格が必要であり、それがない方は専門家へと工事を依頼しなくてはなりません。
なお、設備に何らかの変更を加える場合、家主の方から事前に許可をもらう必要があります。
この点もコンセントを増やす際の大前提であるため、まずはその賃貸物件の管理者に相談してください。
電源タップを使って賃貸物件のコンセントを増設!知っておきたいメリットや注意点
電源タップを使えば、一度に使用できる家電の数を手軽に増やせます。
ホームセンターなど近所のお店で購入したのち、住まいのコンセントに差し込めば設置完了です。
それほど高価な道具でもないため経済的で、手間もかかりません。
既存の設備に変更を加えるわけでもないため、家主の方からの許可も不要です。
現状より多くの家電を同時に使いたいと思ったら、どなたでも即座に実行できるのが大きなメリットです。
その一方、タコ足配線にならないよう注意せねばなりません。
1つのコンセントで使える電気の量は限られているため、差込口を増やして大量の家電を同時に使うと、容量を超えて発火する危険があります。
そのコンセントの容量や電源タップの正しい使用方法などは、十分に確認してください。
また、電源タップの差込口にホコリが溜まると発火する恐れがあります。
定期的に必ず掃除すること、各差込口に蓋がついており、ホコリへの引火が起こりづらいものを選ぶことなどを徹底しましょう。