木のぬくもりがありながら、スタイリッシュな印象も与えてくれるフローリング。
そのまま利用するのもおすすめですが、カーペットを敷いて利用したいという方もいるでしょう。
フローリングや畳にカーペットを敷くと、どのような効果が期待できるのでしょうか?
フローリングにカーペットを敷くメリットと、注意点を紹介します。
賃貸物件の床にカーペットを敷くメリットとは?
賃貸物件のフローリングにカーペットを敷くメリットは、デザイン面と防音面です。
賃貸物件ではリフォームをすることは難しいですが、カーペットを敷くだけで簡単に部屋のイメージを変えることができます。
たとえば、畳にカーペットを敷けば、和モダンな洋室に変えることもできます。
賃貸物件では、生活音が階下の住人に聞こえていないか気になるもの。
カーペットには防音性があり、生活音や足音を軽減してくれるので、賃貸物件でフローリングにカーペットを敷くのはおすすめです。
賃貸物件に限らず、フローリングにカーペットを敷くメリットというとクッション性とホコリに関することになります。
子どもがいる家庭では、子どもが走り回って転んでしまうこともあるでしょう。
カーペットが敷いてあれば、カーペットがクッションとなり、多少は安全です。
また、子どもが走り回ったときに舞い上がるホコリも、カーペットが軽減してくれます。
さらに、カーペットは毛足が長く足触りがいいので、寒い時期にヒヤッとするようなこともありません。
注意点もある!賃貸物件の床にカーペットを敷くデメリットとは
フローリングや畳にカーペットを敷くデメリットは、掃除が大変なところです。
毛足が長いカーペットは、フローリングなどのようにさっと拭き掃除をするくらいで簡単に綺麗になるものではありません。
毛足の奥にゴミがたまりやすいので、こまめに掃除機で掃除をする必要があります。
掃除をさぼると、ダニやノミが繁殖する恐れがあるため注意が必要です。
カーペットはダニが発生しやすいため、カーペットを敷いた部屋は換気をする必要もあります。
高温多湿になるとダニは発生しやすくなるので、春から夏にかけて湿気が多くなる時期は、カーペットを清潔に保ちましょう。
フローリングの床であれば液体をこぼしてもふき取るだけで済むことがほとんどですが、カーペットの場合はこぼした液体でシミになることもあります。
コーヒーや墨汁など、汚れが落ちにくいものを扱うときは注意が必要です。
また、家具を置くときにも、注意が必要です。
カーペットは家具の跡が残りやすいため、模様替えをしたときに家具の跡が気になることもあるでしょう。