賃貸物件を選ぶとき、より自然を感じられる川沿いの立地に関心を持っている方も多いのではないでしょうか。
実際に近年は川沿い物件の人気が高く、各地で開発が進んでいます。
そこで今回は川沿いの賃貸物件に住むメリット、そして気を付けておくべき注意点について解説していきます。
川沿いの賃貸物件に住むメリット
環境が良い
川沿いの賃貸物件に住むメリットは、何よりも環境の良さではないでしょうか。
川沿いの物件は目の前を遮る建物が基本的にありません。
そのため一般的な物件と比べると、風通しや日当たりなどの環境が良い物件が多いです。
また、川沿いの風は「川風」と呼ばれ、陸の上に比べるとひんやりとしているのが特徴です。
そのため、夏の猛暑日であってもエアコンを使う必要があまりなく、窓を開けて吹き込まれてくる自然風で涼しく過ごせます。
都心では建物と隣接していて圧迫感のある物件が多い中、開放感がある空間はとても貴重だと言えるでしょう。
自然が多い
川沿いは自然が多く、日常に癒しの時間を与えてくれあす。
水のせせらぎや木々の揺れる音、四季など自然を存分に感じられるのは川沿い物件の大きな魅力です。
川沿いの賃貸物件に住む際の注意点
次に、川沿い物件に住むにあたっての注意点をご紹介します。
自然災害のリスク
川沿いに住む注意点として真っ先に挙げられるのが、洪水を始めとした自然災害ではないでしょうか。
台風の影響によって川が氾濫し川沿いの住居に甚大な被害がでた、というニュースは定期的に報道されており、油断できません。
特に最近は異常気象が多く発生しています。
想像以上の被害が発生する恐れもありますので、十分に警戒する必要があります。
どの程度のリスクが想定されるかは居住前に確認しておくべきです。
事前に確認したい場合、国土交通省が公開しているハザードマップを活用すると良いでしょう。
ハザードマップとは、台風や大雨など災害が起こった際に、どの地域にどのような危険があるのかという情報を地図上にまとめたものです。
誰でも無料で閲覧できるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
虫の発生が多い
自然が多いことが災いし、虫に悩まされることがあります。
高層階なら虫の影響は受けにくいですが、低層階に居住予定の方や虫が苦手な人は注意が必要です。
湿気が多い
川沿いということもあり、湿度が高い場合があります。
カビの発生を抑えるためにも風通しには常に気を付けてください。